男性のぽっこりお腹はメタボの証?!

最近の健康診断では、血圧や体重などと併せて、
腹囲(ウエスト)も測られるようになってきました。

 

 

ぽっこりお腹が気になる、そんなあなたにとっては憂鬱な
測定項目かもしれませんね。

 

 

しかし、この腹囲の測定で一体何がわかるのでしょうか?
実は、腹囲の測定で一定以上(日本では85cm以上)で
あった場合は「メタボリック・シンドローム」と診断されるのです。
ご存知でしたか?

 

 

メタボリック・シンドロームとは、「内臓脂肪型の肥満」にプラスして、
「血糖値が高い」「血圧が高い」「脂質異常症の所見がある」の
3つから2つが合併している状態を示すものです。

 

 

複数条件がありますので、ぽっこりお腹=メタボリック・シンドロームと
いうわけではありません。

 

 

しかし、外見的に判断できる唯一の項目ですので、
ぽっこりお腹はメタボリック・シンドロームの「予備軍」なんて
言われる所以でもあるのです。

 

 

では、メタボリック・シンドロームになると、どのようなことが
懸念されるでしょうか。

 

 

実は、メタボリック・シンドロームは生活習慣によって
内臓脂肪が貯まっている状況であり、動脈硬化などの
深刻な症状が引き起こされるリスクが通常よりも高い
状況なのです。

 

 

この状況を解消するためには、高カロリーな食事を避けて
運動を心がけるなどの、所謂ダイエットと同等の取り組みが
必要です。

 

 

しかし、実際にメタボリック・シンドロームと診断されている場合は、
血圧等にも以上がある可能性もあるため、無理に運動することはせず、
医師のアドバイスに基づいて生活習慣を徐々に
変えていくことが不可欠なのです。